S10ダブル最高199x最終1885 171位 盤面破壊トルネカミ
みなさんこんにちは。Yuki*です。
普段こうして記事を書くことはしないのですが、レート2000まであと1勝というところまで行けた記念とレギュDの区切りとして簡単にはなりますが記事を書きました。拙い箇所が多数見られるかもしれませんが、ご了承ください。
目次
【使用構築】
※現在このレンタルコードは無効になっています。
【構築経緯】
レギュレーションDでずっとトルネロスの追い風始動のパーティーを使用しており、手に馴染んでいたことと、S9のリベンジをしたいという思いから再びトルネロスを軸で採用しました。
次に追い風構築のエースとなるポケモンの選択ですが、このルールが始まって以降追い風構築で個人的に一番強いと信じ続けていたC特化妖テラス眼鏡ハバタクカミと先制技での詰め性能の高さやいわなだれによる怯み要素、威嚇による追い風エースが2体並んだ際の耐久の底上げを実質的にしてくれる補佐性能を評価してハチマキヒスイウインディを採用しました。
ここまででは霊獣ランドロスが特にキツイためそこに滅法強いスカーフ水ウーラオス、トリックルームや壁構築、ここまでで若干重い水ウーラオスやテツノカイナとの打ち合い性能の高さを評価してチョッキゴリランダー、トルネロスとハバタクカミ以外が物理攻撃主体のポケモンたちであるため、そのポケモンたちの火力補佐とvsトルネロスミラーやボルトロスに対していたずらごころによるサポートを許さず一方的に倒していくことができる襷パオジアンをそれぞれ補完として採用して構築が完成しました。
【個体紹介】(使用構築の画像の番号順)
パオジアン @きあいのタスキ
ようき わざわいのつるぎ テラスタイプ:霊
155-172-100-*-86-205(努力値 0-252-0-*-4-252)
調整意図
A…全振り
S…全振り
D…余り
つららおとし ふいうち せいなるつるぎ まもる
最強と最恐を兼ね備えた欲張りポケモン。
前期、前々期から続投していたのですが、使用感は変わらずとても良かったですし、この環境においていかに氷打点が強かったかというのを再認識させられました。
せいなるつるぎの枠はうっぷんばらしやかみくだくで採用されることも多いですが、ミラーとこの構築できついヒスイヌメルゴンに対しての打点として本構築には欠かせない技でした。
性格はいじっぱりではなくミラーや準速パオ抜きのカミに負けるのを嫌って最速。
このポケモンのおかげでアノホラグサ入りの追い風パにも有利に立ち回ることができました。
ハバタクカミ @こだわりメガネ
控えめ こだいかっせい テラスタイプ:妖
137-*-84-205-156-169(努力値 52-*-84-252-4-108)
調整意図
HB…晴れ時にタイプ強化アイテム持ち水ウーラオスの特化水流連打有利乱数で耐え
C…特化
S…最速100族抜き抜き
D…余り
シャドーボール ムーンフォース マジカルシャイン パワージェム
この構築内で一番相手のポケモンを倒したMVP。
このポケモンもレギュD開始から使い続けてきたポケモンで特化テラスムーンフォースやマジカルシャインによる制圧力の高さに一目惚れしたので使い続けてました。
技構成はシャドーボール、ムーンフォース、マジカルシャインまでは確定であとの1つはエナジーボールや10万ボルトではなくイーユイ、ヒスイウィンディ、ウルガモス、コータスといったポケモンたちに抜群をつけてカミに対して切られやすい炎テラスタルした相手を倒せるパワージェムを採用しました。パワージェムのお陰で勝てた試合が明らかに多かったので選択は正解だったと思います。
Sラインは後述するトルネロスのこがらしあらしのSダウンの追加効果のSダウン恩恵を強く反映できるラインで且つ100族抜き抜きの実数値169で採用しました。C特化カミの調整はとても窮屈ですが、テラスタル+妖技のリーチが大きく変わりますし、後述するトルネロスの日本晴れも合わせるととてつもない特殊高火力ポケモンになるので使用していてとても楽しかったです。トルネロスを初手で倒してくれる方が多かったことから複数回行動できることが多かったです。
化身トルネロス @おんみつマント
おくびょう いたずらごころ テラスタイプ:霊
155-*-101-166-101-179(努力値 4-*-84-164-4-252)
こがらしあらし にほんばれ おいかぜ こわいかお
調整意図
B…特化水ウーラオスの水流連打確定耐え
C…こがらしあらしで耐久無振りウーラオス確定1発
S…ミラー意識で最速
H,D…余り
この構築の軸であり初手置きがどんな構築にもしやすい技構成に仕上げました。
この構築はパオジアン以外が中足ポケモンたちで固められていたので、追い風+こわいかおによる素早さ操作まで行うことで隣のポケモンが上から行動することができるようにしました。そのため、盤面にトルネロスを残すプレイングをしてくる相手にも腐ることなく盤面で活躍し続けてくれました。
トリックルームパーティーにもこわいかおを味方に打って攻撃していくことができるため自由自在に素早さ操作できて楽しかったです。
にほんばれはハバタクカミの火力アップと雨パや水ウーラオスへの対抗手段として重宝し、立ち回りに上手く組み込むことができました。
テラスタイプはゴースト又は鋼の選択ですが、カイリューの神速を初手の2体共に無効にすることで追い風での安定した試合運びを再現できる点を重視してゴーストを選択しましたが、この場面以外は違うテラスタイプがいいと感じたことがあったので違うタイプに変更してもいいのかなと思います。
こがらしあらしの外しによる負けも少なくありませんでしたが、構築の軸として十分な働きをしてくれました。
ようき ふかしのこぶし テラスタイプ:毒
すいりゅうれんだ インファイト 毒づき とんぼがえり
179-182-121-*-82-158(努力値 28-252-4-*-12-212)
調整意図
A…最大限の火力が欲しかったため全振り
S…最速スカーフ霊獣ランドロス抜き
H,B,D…余り
この枠は諸説枠ですが、岩オーガポンに対してスカーフとんぼがえりから始動し、隣のポケモンとの集中により頑丈を貫通して1ターンで処理できるという最低限の解答を用意したいと思い、対面操作のできるスカーフ枠でこれまでキツかったスカーフランドロスやパオジアンに対して有利をとれるポケモンとして採用しました。
オーガポンが解禁されて以降、グラススライダーに耐性がない水ウーラオスは使用感が悪く選出率も低下していたため毒テラス+毒づきを採用し、草、フェアリー技に耐性をつけて殴っていけるようにしたら好感触だったのでそのまま続投していました。
補完枠としての採用だったので選出率はとても低かったのですが、選出した試合は最後の詰め盤面の際にいい活躍をしてくれました。
最終日は水オーガポンが増えすぎて選出をまともにできなかったため、環境に適応したポケモンを勇気を振り絞って使えばよかったなと反省してます。
ゴリランダー @とつげきチョッキ
いじっぱり グラスメイカー テラスタイプ:
炎
207-177-113-*-102-108(努力値 H252 A124 B20 D92 S20)
ウッドハンマー 10まんばりき ねこだまし グラススライダー
調整意図
H…全振り
A…A200ウーラオスの水流連打を最高乱数以外で耐えるハバタクカミをグラスフィールド下ウッドハンマーで確定
S…追い風下で最速ドラパルト抜きのポケモン達を抜けるように
B,D…できるだけ高く
たくさんの構築に汎用的に選出でき、ねこだましによるサポートと先制技のスイープ性能、グラスフィールドにおけるvsガチグマ性能の高さから採用しました。
スイーパーとして選出することが多かったですが、対トリックルーム相手にはトルネロスのこわいかおとあわせて、ウッドハンマーをどんどん打っていくエースになったりして様々な場面に適応して使い方を変えれる万能ポケモンでした。
テラスタイプはパオジアンの氷技やハバタクカミのフェアリー技、コータスやイーユイの炎技を半減にできる炎タイプで採用しました。
チョッキ枠としてレギュD開始時からゴリランダーを推し続けてきましたが、今期はグラススライダーの解禁によって今までよりも何倍も強かった反面、技構成にとんぼがえりが不採用になってしまったことでミラーに打点のない構成になってしまったことや立ちまわりが窮屈になる場面があったので、再考の余地があるなと感じました。
ヒスイウィンディ @こだわりハチマキ
いじっぱり いかく テラスタイプ:妖
171-183-100-*-100-142(努力値 4-252-0-*-0-252)
調整意図
A…全振り
S…ミラーで負けたくなかったため全振り
H…余り
優秀な耐性とタイプ一致から放たれるいわなだれにおける制圧力の高さを評価して第2の追い風エース、スイーパーポケモンとして採用しました。
初手に置くことは殆どありませんでしたが、後発からパオジアン+ヒスイウィンディでの災い込みつららおとし+いわなだれの火力と理不尽さが病みつきになるくらい制圧力が高くて面白かったです。
技構成はフレアドライブ、いわなだれ、しんそくまでは確定であとの1枠はここまででテツノカイナに対する打点が乏しかったのとノーマルテラスタルで採用していた時期にウーラオスのインファイトに耐性を持たせたい場面が多かったのでフェアリーテラバーストを採用しました。
フェアリーテラスにすることでパオジアンと初手で対面してもうっぷんばらしを所持している可能性を考慮してフェアリーテラスの選択肢をとれたり、トルネロスのにほんばれとあわせて水ウーラオスに強くなったりできるようになり立ち回りの幅も広がったのでこの技構成とテラスタイプの選択は正解だったと思います。
【基本選出】
VS追い風パ・スタンパ
初手 トルネカミ
裏 パオジアン@1
VSトリックルーム(VSガチクレセ、イエアルマ、イエブリ等)
初手 トルネカミ
裏 ゴリラ+パオorヒスイウィンディ
VS寿司
初手 トルネカミ
裏 パオゴリラ
【重たいポケモン】
サーフゴー:初手にトルネカミを出すことをコンセプトの一つとして掲げていたため、この2匹を1発で倒してくるのでキツイ。イッカネズミやモロバレルといったサポートポケモンといたら絶望していました。
コータス:トルネロスにあまごいを採用していないため、トリックルームを決められたら止められるポケモンがいないです。
パオジアン+テツノカイナ:この2体が初手に来たらお手上げですが、妖テラムンフォをカイナ方向に打つことでテラスしていないカイナは1パンできるためカイナにテラスタルを強制できるのでそこから打開を狙っていきます。初手でカイナを突破できて且つ、パオジアンがトルネロスに攻撃してくれていたら五分五分な展開にやっと持ち込めるくらいです。
【最終結果】
TN ゆきぽよ 最終レート1885 171位
TN Radiant Zero 最終レート1861 215位
【Special thanks】
・メンタル面でずっと支えてくれたみずさくん(X:@water_trues)とピカSくん(X:@PikaS_mk_poke)
・パオジアンの個体提供をして頂いたもねくん(X:@monet_poke)
・ヒスイウィンディの個体提供をして頂いたぴはるぴさん(X:@pachirisu_love)
・一緒に終盤戦を戦い抜いてくれて、最終日まで励まし続けてくれたソラさん(X:@sorapoke344)
・応援してくれた方々
【最後に】
目標にしていたレート2000まであと一歩及ばず、最終成績も自分が思い描いていたものとは程遠いものとなってしまい悔しいですが、自分のプレイングが通用しているなと感じる場面がS9よりも多く、自分の見たことない境地に足を一歩踏み入ることができるくらい強くなれたことはとても自信になりました。
近い内にまだ取ったことのない最終2桁&レート2000の大きな壁を乗り越えられるようにダブル頑張っていこうと思います!
次に記事を執筆する際には自分が納得できるような形の成績を残して書けることを未来の自分に強く願います。
最後まで閲覧していただきありがとうございました!