WaterBladeの日記

ポケモンしてます。

【S11ダブル最終37位/レート2009】幻影パオカミトルネ

皆さんこんにちは。Yuki*です。

S11にて僕自身初めての最終2桁を達成することができたので、使用構築を記事にまとめました。

※前期使用していた構築と並びや調整があまり変わっていないので簡潔な記事になっています。ご了承ください。

※構築記事内ではS10のことを前期と称しています。お気をつけください。

目次

 

 

パーティー

 

構築経緯

僕自身が一番得意な構築でレート2000を達成したいなと思い再び追い風軸を握ることにしました。

追い風要因は前期から変わらずトルネロス、エースには日本晴れによる古代活性のCブースト妖テラスが前期から変わらず通りがまだまだ良いと感じたメガネハバタクカミ、トルネハバカミでキツイサーフゴーに対してどんなテラスにもゴリランダーと合わせて対応ができること、日本晴れ熱風の火力が初手の削りとして雑に強い点からとつげきチョッキヒードランを採用。

裏のスイーパーとしてはねこだましや先制技でトルネロスが倒された裏からもハバタクカミの行動回数を稼げたりヒードランで足りない技範囲を補えるゴリランダー、トルネロスミラーやパオカイに対して強く、ゴリランダーと合わせて先制技でスイープしていく枠としてパオジアン、ヒードランがここまでで激重のためそこに強く、パオジアンと合わせて上からのスイープ性能を評価してスカーフ水ウーラオスを採用し構築が完成しました。

 

個体紹介

ハバタクカミ @こだわりメガネ

控えめ こだいかっせい フェアリーテラス

133-*-82-203-156-180(努力値 20-*-52-236-4-196)

シャドーボール ムーンフォース マジカルシャイン パワージェム

追い風エースその1。

レギュDから新解禁ポケモンの台頭が殆ど無く、メガネ妖技の一貫がまだまだ健在でした。

相手にテラスタルを切らせる性能がとても高く裏のポケモンの技の一貫を作りやすかったです。

技構成はシャドボ、ムンフォ、シャインまでは確定で後の一枠はヒスイウィンディ、イーユイ、炎オーガポンなどが前期よりも個体数を増やしていたことと、炎テラスカイナが増えたという2点からパワージェムを採用しました。パワージェムで追い風ミラーでヒスイウィンディやトルネロス、炎オーガポンなどを倒していくことができたので正解でした。

Sラインは前期から使用してみたかったトルネロスとオーガポンを抜いた実数値180で使用してみましたが、とても強かったです。

トルネカミが最強の初手だと信じていたので、どんな構築でもトルネロスと初手に投げることを前提として構築を組んだので耐久は捨てて前のめりな調整にしています。

にほんばれと妖テラスを合わせてこのポケモン1体で勝てる試合が上位帯でも多かったですし、たくさんミリ耐えや急所にあてて、奇跡をおこしてくれた神ポケモンでした。

 

 

化身トルネロス @おんみつマント

おくびょう いたずらごころ ゴーストテラス

155-*-101-166-101-179(努力値 4-*-84-164-4-252)

こがらしあらし にほんばれ おいかぜ ちょうはつ

この構築の軸であり初手置きがどんな構築にもできるようにしました。

数は少ないですが初手サマヨールの対策としてちょうはつは構築内に絶対に仕組もうと思っていたのでトルネロスに採用しました。

今回はハバカミのSを前期からあげたので怖いかおは欲しい場面は多かったですが、不採用としました。

にほんばれはカミとドランの火力アップや水ウーラオスやオーガポンの水技をカミが耐えるようにして行動回数を稼ぐために必須の技でした。

もちものは運負けを減らせるおんみつマントで採用。スカーフランドの雪崩運ゲーが多すぎたのとトルネミラーにおいてこがらしあらしのSダウンを気にせずに有利に立ち回ることができたので今までのシーズンに比べたら強かったアイテムだと思います。

テラスタイプはカイリューの神速を透かして安定した追い風展開を遂行できるゴーストを選択しました。

実際に最上位帯でも初手トルネのゴーストテラスはパオカイに対して刺さる試合が多かったので正解でした。

こがらしあらしによる負けも手に数えるくらいしかなかったので、本当に軸としてよく頑張ってくれました。

 


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パオジアン @きあいのタスキ

ようき わざわいのつるぎ ゴーストテラス

155-172-100-*-86-205 (努力値 0-252-0-*-4-252)

つららおとし ふいうち せいなるつるぎ まもる

最強の白猫&スイーパーその1。

炎テラスや水オーガポンの増加により技の一貫性は落ちてしまいましたが、ゴリランダーが最終盤増加傾向にあったので、そこに対して圧力をかけることができたり、トルネロスからいたずらごころによる妨害を受けずに一方的にマウントをとっていくことができたのでよかったです。

性格はミラーとカミ意識の最速。

つららおとし怯みで幾多の負け試合を救ってくれたパオジアンには頭があがりません。

 

 

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ウーラオス(れんげきのかた)@こだわりスカーフ

いじっぱり ふかしのこぶし 毒テラス

水流連打 インファイト アクアジェット とんぼがえり

175-200-120-*-96-134(努力値 0-252-0-*-124-132)

補完枠の熊師。

前期よりも数は減らしているように感じましたが、炎テラスが増えた=水流連打が通るというところで裏から選出しハバカミで切らせたテラスポケモンを処理していく動きが強かったです。

前期ウーラオスは通っているのにテツノツツミが相手の構築にいるだけでウーラオスを選出できなかった試合が多すぎたので、フリドラ耐えまで調整し、選出しやすくしました。

アクアジェットはSラインが低い分、欠かせない技でした。

テラスタイプはグラスラを半減にできる且つどくびしを回収できる毒テラスで使用しました。

スタン構築に対して水オーガポンやテツノカイナに受けのテラスタルをカミで切らせて裏に水流連打をパオジアンやゴリランダーと合わせて通していくという立ち回りが強かったです。

調整に関してはAを削ってSを最速パオ、カミ抜きまで調整すればよかったなと思います。

 


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ゴリランダー @きせきのタネ

いじっぱり グラスメイカー 炎テラス

207-177-113-*-102-108(努力値 252-124-20-*- 92-20)

ウッドハンマー 10まんばりき ねこだまし グラススライダー

スイーパーその2

チョッキじゃない持ち物でまもるが不採用なのが特徴的です。まもるを不採用にしたのは追い風ターンに打つウッドハンマーとグラススライダーを打つターンの5ターンで基本的には試合が終わること、まもるを打つよりもグラスラによる削りの方が有効な場面が多かったこと、ヒードランが構築単位で本当にきつかったため10まんばりきを採用したかったという3点があげられます。

テラスタイプはパオジアンやテツノツツミの氷技、炎オーガポンのメインウエポンやヒードランの熱風を半減にできる炎で採用しました。

水オーガポンに対して受けの水テラスをきらせてツタこんぼうでトルネロスやハバカミが倒された裏から選出し、グラススライダーで縛り関係を作って、隣のポケモンの攻撃を自由に通していく行動を再現性高く行うことができました。

パオジアンと合わせてスイーパーとしてよく活躍してくれましたし、自分が思ってたよりも火力が出る場面が多くてプレミもたくさん火力で救ってもらえたので助かりました。

 


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ヒードラン @とつげきチョッキ

控えめ もらいび フェアリーテラス

185-*-127-191-127-118(努力値 148-*-4-188-4-164)

ねっぷう ラスターカノン だいちのちから テラバースト

追い風エースその2。

選出率こそ低かったもののパオカイ、サーフゴーやイーユイ入り、イエアルマコータス、壁ヒスイヌメルゴンなどの追い風枠の苦手な構築に対して強くでることができるポケモンでした。

初手においてねっぷうで雑に削りをいれるパターンと、裏から選出しフェアリーテラスを絡めて詰めていくパターンの2つをうまく相手の構築に合わせて使いわけることを意識していました。

テラスタイプは水草炎に対して耐性のあるカイリューなどのドラゴンポケモンやドラゴンテラスに対して強い点、両ウーラオスににほんばれを絡めて強くなれるフェアリーテラスで採用。

前期の段階から構築にフィットしてくれるのではないか?という予想はしていたのですが、自分が想像していたよりも遥かに強くてレートを爆盛することができたので、陰のMVPポケモンでした。

 

基本選出

VS追い風パ

初手 トルネカミ

裏 パオゴリラ

 

VSスタンパ

初手 トルネカミ

ラオス+パオorゴリラ

 

VS寿司

初手 トルネカミ

裏 パオゴリラ

 

VSトリル

初手 トルネカミ

裏 ゴリラドラン

 

重たいポケモン

・パオジアン+テツノカイナ:トルネカミをカイナにテラスを切ると安定して2体同時処理することが可能な並びなのでキツいです。

・炎テラステツノカイナ:水オーガポンやモロバレルといったポケモンたちでカイナを介護されているだけで負けます。

ヒードラン:構築単位でキツいです…

 

終結

TN ピパモッチ 最終レート2009 37位

TN ゆきぽよ 最終レート1977 68位


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Special thanks

・サブロムのTN案を雑談中に提案してくれて、ハバカミの個体提供までしてくださったぴはるぴさん(X:@pachirisu_love)

・シングルダブル両刀勢としてS9、10で僕に道しるべを示してくれて、一緒に切磋琢磨して頑張りあうことのできたソラさん(X:@sorapoke344)

・応援してくださった方々

 

最後に

前々から目標にしていたレート2000も無事達成することができ、最終成績にも満足のいくことができたので、過去一最高のシーズンでした!

ひたすら一人でトライ&エラーを繰り返してできた構築で結果を残せたこと、自分の目に見える結果として成長を実感できたことが何よりも嬉しいですし、努力が報われてよかったです。

本当に4ヶ月間、基本選出であるトルネカミパオゴリラを信じてよかったです!

これからも来年のPJCS予選に向けて実力を伸ばしていけるようにがんばりたいと思います!

最後まで閲覧していただきありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

S10ダブル最高199x最終1885 171位 盤面破壊トルネカミ

 

みなさんこんにちは。Yuki*です。

普段こうして記事を書くことはしないのですが、レート2000まであと1勝というところまで行けた記念とレギュDの区切りとして簡単にはなりますが記事を書きました。拙い箇所が多数見られるかもしれませんが、ご了承ください。

目次

 

【使用構築】

※現在このレンタルコードは無効になっています。

【構築経緯】

レギュレーションDでずっとトルネロスの追い風始動のパーティーを使用しており、手に馴染んでいたことと、S9のリベンジをしたいという思いから再びトルネロスを軸で採用しました。

次に追い風構築のエースとなるポケモンの選択ですが、このルールが始まって以降追い風構築で個人的に一番強いと信じ続けていたC特化妖テラス眼鏡ハバタクカミと先制技での詰め性能の高さやいわなだれによる怯み要素、威嚇による追い風エースが2体並んだ際の耐久の底上げを実質的にしてくれる補佐性能を評価してハチマキヒスイウインディを採用しました。

ここまででは霊獣ランドロスが特にキツイためそこに滅法強いスカーフ水ウーラオストリックルームや壁構築、ここまでで若干重い水ウーラオスやテツノカイナとの打ち合い性能の高さを評価してチョッキゴリランダー、トルネロスとハバタクカミ以外が物理攻撃主体のポケモンたちであるため、そのポケモンたちの火力補佐とvsトルネロスミラーやボルトロスに対していたずらごころによるサポートを許さず一方的に倒していくことができる襷パオジアンをそれぞれ補完として採用して構築が完成しました。

【個体紹介】(使用構築の画像の番号順)


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パオジアン @きあいのタスキ

ようき わざわいのつるぎ テラスタイプ:霊

155-172-100-*-86-205(努力値 0-252-0-*-4-252)

調整意図

A…全振り

S…全振り

D…余り

つららおとし ふいうち せいなるつるぎ まもる

最強と最恐を兼ね備えた欲張りポケモン

前期、前々期から続投していたのですが、使用感は変わらずとても良かったですし、この環境においていかに氷打点が強かったかというのを再認識させられました。

せいなるつるぎの枠はうっぷんばらしやかみくだくで採用されることも多いですが、ミラーとこの構築できついヒスイヌメルゴンに対しての打点として本構築には欠かせない技でした。

性格はいじっぱりではなくミラーや準速パオ抜きのカミに負けるのを嫌って最速。

このポケモンのおかげでアノホラグサ入りの追い風パにも有利に立ち回ることができました。


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ハバタクカミ @こだわりメガネ

控えめ こだいかっせい テラスタイプ:妖

137-*-84-205-156-169(努力値 52-*-84-252-4-108)

調整意図

HB…晴れ時にタイプ強化アイテム持ち水ウーラオスの特化水流連打有利乱数で耐え

C…特化

S…最速100族抜き抜き

D…余り

シャドーボール ムーンフォース マジカルシャイン パワージェム

この構築内で一番相手のポケモンを倒したMVP。

このポケモンもレギュD開始から使い続けてきたポケモンで特化テラスムーンフォースマジカルシャインによる制圧力の高さに一目惚れしたので使い続けてました。

技構成はシャドーボールムーンフォースマジカルシャインまでは確定であとの1つはエナジーボールや10万ボルトではなくイーユイ、ヒスイウィンディ、ウルガモスコータスといったポケモンたちに抜群をつけてカミに対して切られやすい炎テラスタルした相手を倒せるパワージェムを採用しました。パワージェムのお陰で勝てた試合が明らかに多かったので選択は正解だったと思います。

Sラインは後述するトルネロスのこがらしあらしのSダウンの追加効果のSダウン恩恵を強く反映できるラインで且つ100族抜き抜きの実数値169で採用しました。C特化カミの調整はとても窮屈ですが、テラスタル+妖技のリーチが大きく変わりますし、後述するトルネロスの日本晴れも合わせるととてつもない特殊高火力ポケモンになるので使用していてとても楽しかったです。トルネロスを初手で倒してくれる方が多かったことから複数回行動できることが多かったです。


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化身トルネロス @おんみつマント

おくびょう いたずらごころ テラスタイプ:霊

155-*-101-166-101-179(努力値 4-*-84-164-4-252)

こがらしあらし にほんばれ おいかぜ こわいかお

調整意図

B…特化水ウーラオスの水流連打確定耐え

C…こがらしあらしで耐久無振りウーラオス確定1発

S…ミラー意識で最速

H,D…余り

この構築の軸であり初手置きがどんな構築にもしやすい技構成に仕上げました。

この構築はパオジアン以外が中足ポケモンたちで固められていたので、追い風+こわいかおによる素早さ操作まで行うことで隣のポケモンが上から行動することができるようにしました。そのため、盤面にトルネロスを残すプレイングをしてくる相手にも腐ることなく盤面で活躍し続けてくれました。

トリックルームパーティーにもこわいかおを味方に打って攻撃していくことができるため自由自在に素早さ操作できて楽しかったです。

にほんばれはハバタクカミの火力アップと雨パや水ウーラオスへの対抗手段として重宝し、立ち回りに上手く組み込むことができました。

テラスタイプはゴースト又は鋼の選択ですが、カイリューの神速を初手の2体共に無効にすることで追い風での安定した試合運びを再現できる点を重視してゴーストを選択しましたが、この場面以外は違うテラスタイプがいいと感じたことがあったので違うタイプに変更してもいいのかなと思います。

こがらしあらしの外しによる負けも少なくありませんでしたが、構築の軸として十分な働きをしてくれました。


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れんげきウーラオス @こだわりスカーフ

ようき ふかしのこぶし テラスタイプ:毒

すいりゅうれんだ インファイト 毒づき とんぼがえり

179-182-121-*-82-158(努力値 28-252-4-*-12-212)

調整意図

A…最大限の火力が欲しかったため全振り

S…最速スカーフ霊獣ランドロス抜き

H,B,D…余り

この枠は諸説枠ですが、岩オーガポンに対してスカーフとんぼがえりから始動し、隣のポケモンとの集中により頑丈を貫通して1ターンで処理できるという最低限の解答を用意したいと思い、対面操作のできるスカーフ枠でこれまでキツかったスカーフランドロスやパオジアンに対して有利をとれるポケモンとして採用しました。

オーガポンが解禁されて以降、グラススライダーに耐性がない水ウーラオスは使用感が悪く選出率も低下していたため毒テラス+毒づきを採用し、草、フェアリー技に耐性をつけて殴っていけるようにしたら好感触だったのでそのまま続投していました。

補完枠としての採用だったので選出率はとても低かったのですが、選出した試合は最後の詰め盤面の際にいい活躍をしてくれました。

最終日は水オーガポンが増えすぎて選出をまともにできなかったため、環境に適応したポケモンを勇気を振り絞って使えばよかったなと反省してます。

 


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ゴリランダー @とつげきチョッキ

いじっぱり グラスメイカー テラスタイプ:

207-177-113-*-102-108(努力値 H252 A124 B20 D92 S20)

ウッドハンマー 10まんばりき ねこだまし グラススライダー

調整意図

H…全振り

A…A200ウーラオスの水流連打を最高乱数以外で耐えるハバタクカミをグラスフィールドウッドハンマーで確定

S…追い風下で最速ドラパルト抜きのポケモン達を抜けるように

B,D…できるだけ高く

たくさんの構築に汎用的に選出でき、ねこだましによるサポートと先制技のスイープ性能、グラスフィールドにおけるvsガチグマ性能の高さから採用しました。

スイーパーとして選出することが多かったですが、対トリックルーム相手にはトルネロスのこわいかおとあわせて、ウッドハンマーをどんどん打っていくエースになったりして様々な場面に適応して使い方を変えれる万能ポケモンでした。

テラスタイプはパオジアンの氷技やハバタクカミのフェアリー技、コータスやイーユイの炎技を半減にできる炎タイプで採用しました。

チョッキ枠としてレギュD開始時からゴリランダーを推し続けてきましたが、今期はグラススライダーの解禁によって今までよりも何倍も強かった反面、技構成にとんぼがえりが不採用になってしまったことでミラーに打点のない構成になってしまったことや立ちまわりが窮屈になる場面があったので、再考の余地があるなと感じました。


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ヒスイウィンディ @こだわりハチマキ

いじっぱり いかく テラスタイプ:妖

171-183-100-*-100-142(努力値 4-252-0-*-0-252)

フレアドライブ いわなだれ しんそく テラバースト

調整意図

A…全振り

S…ミラーで負けたくなかったため全振り

H…余り

優秀な耐性とタイプ一致から放たれるいわなだれにおける制圧力の高さを評価して第2の追い風エース、スイーパーポケモンとして採用しました。

初手に置くことは殆どありませんでしたが、後発からパオジアン+ヒスイウィンディでの災い込みつららおとし+いわなだれの火力と理不尽さが病みつきになるくらい制圧力が高くて面白かったです。

技構成はフレアドライブいわなだれしんそくまでは確定であとの1枠はここまででテツノカイナに対する打点が乏しかったのとノーマルテラスタルで採用していた時期にウーラオスインファイトに耐性を持たせたい場面が多かったのでフェアリーテラバーストを採用しました。

フェアリーテラスにすることでパオジアンと初手で対面してもうっぷんばらしを所持している可能性を考慮してフェアリーテラスの選択肢をとれたり、トルネロスのにほんばれとあわせて水ウーラオスに強くなったりできるようになり立ち回りの幅も広がったのでこの技構成とテラスタイプの選択は正解だったと思います。

 

【基本選出】

VS追い風パ・スタンパ

初手 トルネカミ

裏 パオジアン@1

 

VSトリックルーム(VSガチクレセ、イエアルマ、イエブリ等)

初手 トルネカミ

裏 ゴリラ+パオorヒスイウィンディ

 

VS寿司

初手 トルネカミ

裏 パオゴリラ

 

【重たいポケモン

サーフゴー:初手にトルネカミを出すことをコンセプトの一つとして掲げていたため、この2匹を1発で倒してくるのでキツイ。イッカネズミやモロバレルといったサポートポケモンといたら絶望していました。

コータス:トルネロスにあまごいを採用していないため、トリックルームを決められたら止められるポケモンがいないです。

パオジアン+テツノカイナ:この2体が初手に来たらお手上げですが、妖テラムンフォをカイナ方向に打つことでテラスしていないカイナは1パンできるためカイナにテラスタルを強制できるのでそこから打開を狙っていきます。初手でカイナを突破できて且つ、パオジアンがトルネロスに攻撃してくれていたら五分五分な展開にやっと持ち込めるくらいです。

【最終結果】

TN ゆきぽよ 最終レート1885 171位

TN Radiant Zero 最終レート1861 215位


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【Special thanks】

・メンタル面でずっと支えてくれたみずさくん(X:@water_trues)とピカSくん(X:@PikaS_mk_poke)

・パオジアンの個体提供をして頂いたもねくん(X:@monet_poke)

・ヒスイウィンディの個体提供をして頂いたぴはるぴさん(X:@pachirisu_love)

・一緒に終盤戦を戦い抜いてくれて、最終日まで励まし続けてくれたソラさん(X:@sorapoke344)

・応援してくれた方々

 

【最後に】

目標にしていたレート2000まであと一歩及ばず、最終成績も自分が思い描いていたものとは程遠いものとなってしまい悔しいですが、自分のプレイングが通用しているなと感じる場面がS9よりも多く、自分の見たことない境地に足を一歩踏み入ることができるくらい強くなれたことはとても自信になりました。

近い内にまだ取ったことのない最終2桁&レート2000の大きな壁を乗り越えられるようにダブル頑張っていこうと思います!

次に記事を執筆する際には自分が納得できるような形の成績を残して書けることを未来の自分に強く願います。

最後まで閲覧していただきありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【剣盾GSダブル】ザシオーガとの挑戦~世界大会を目指した半年間の軌跡

皆さん初めまして。僕の剣盾GSダブルの1つの集大成として、記事を投稿させて頂きます。ぜひ最後まで閲覧していただけたら嬉しいです。
※この記事は構築記事ではなく個人の総括の記事です。予めご了承下さい。


【簡単な自己紹介とGSダブルにチャレンジしようと思った理由】
・自己紹介 Yuki*です。剣盾のS2から、ランクマを始めました。シングルで最高レートはS5に記録した2006で3桁は15回↑です。ダブルはジュニアシニア混合の2022年のINC予選で3月を21位で全国大会権利を獲得しました。4月のINCと5月に行われた全国大会予選では、共に4位を獲得し、PJCS2022ライブ大会に出場しました。
・GSダブルにチャレンジしようと思った理由
僕はシングルバトルをメインでしていて、ダブルはGSルールが始まるまではマスボ級に乗せるだけでした。しかし、シングルで特出して良い実績が2年間残せていなく、新たな挑戦をしなければならないと考えていた僕は、2019年の世界大会をみて、興味を持っていたGSダブルに挑戦して、知識が0のところから自分の力を試してみようと思ったことが理由です。

【INCの挑戦】
まず、全国大会に出場するためにINCを突破しなければならなく、ダブル勢ではない僕は、ターン管理やダメージ管理が難しく、1ターンの選択ミスで負ける可能性が高いトリックルーム構築を考察すること(トリル構築に対しての理解度が無く決まれば勝ち、決まらないと負けなのはINCにおいて安定性に欠けると考えていました。)を諦め、対面で殴り勝ちつつ、いろいろなプランを押し付けることの出来る構築を考えました。そこで僕は竜王戦ルールの時にマスボ級にあげるためのレンタルパーティーとして使用していた「トルネオーガエレキガエンツルギバレル」という、追い風からの潮吹きカイオーガを愛用しており、使用感が良かったことを思い出したので、ザシオーガに追い風を組み込んだ、スタンダードな構築を使うことに決めました。(シャンディさんが生放送でトルネザシオーガガエンツルギメタモンという並びを使用されており、これを煮詰めたらINC抜けれると思ったのが決定打でした。また今年の世界大会BEST4のJames Baek選手が2019年のUSUMの世界大会でBEST4を取った時にトルネオーガガエンゼルネツルギバトルを使用しておりゼルネの枠をザシアンに変えても無難に強いんじゃね?と思ったのもあります。)そして、シャンディさんのメタモンの枠を珠ダイサンダーでのEasy winをとれる可能性もあり、初手にガエンと並べることで対応範囲が広くなるレジエレキに変えて、構築を組み2月と3月は全く同じ並び、技構成を使用しました。

この構築をINCの対戦中にメモをとりながら回してキツい相手にも動きをパターン化させることに成功し、2月は70位に終わってしまいましたが、3月は29勝7敗の21位でINCを突破することができました。

そして4月からは、3月から4月にかけてランクマで白馬パルキアが流行り始めていたので、そこに対して強く出して行くことの出来るポケモンを考えました。モロバレルを挑発や神秘の守りで対策でき、トリルを返せるミミッキュやまだレヒレ入りの白馬パルキアがほとんど存在していなかったため、黒い鉄球を持ち相手のパルキアにトリルをさせてから白馬の上からもドラゴンエナジーで場を制圧していける鉄球レジドラゴや白馬パルキアの取り巻きにいるガエンバレルに対して強くサイコフィールドを展開出来るカプ・テテフなどを採用したこともありましたが、最終的にはレジエレキの枠に欠伸を打てて、テテフより高い耐久と火力を持っていて、僕の構築に出てきやすい白馬パルキアの初手であるパルキアガエンに対してこちらがオーガニンフと投げることで潮吹き+ハイパーボイスで圧力を常にかけられるニンフィアを採用しました。テテフでは初手のガエンパルキアに対しては眼鏡のムーンフォースなどが安定するもののパルキアがサイコシードを持っていたりすると不利になったり、パルキアを1パンしようとするとアイテムがメガネや珠など持ち物が制限される点、テテフはSが早いためトリルを決められたあとに不利になってしまい後手に回ってしまうことが多かったのですが(サイドチェンジなどはありますが。)、ニンフィアの方がテテフよりも優れている点がはるかに多かったです。潮吹きハイパーボイスや手助け潮吹き、欠伸潮吹きと初手の選択肢の広さがある点、パルキアにトリルするかどうかすらを択にできる点が特に大きかったです。そしてこの構築を4月、5月と使用し、4月は28勝4敗、5月は27勝7敗で2回連続で最終4位をとることができました。

5月は4月からのグラードンの増加やディアルガソルガレオのダイアースに対してHDガエンの行動保証が欲しい場面が防塵ゴーグルで多く感じたためガオガエンの持ち物を防塵ゴーグルからシュカの実に変更。

また、4月には、3月INCの構築と同じ並びを使用(技構成などは少し違う)し、たいやきさん(@poketaiyaki)が予選36位でPJCS本戦ライブ大会に出場を決めました。本当に彼とは冗談で「一緒に幕張行けたらいいねーwww」くらいのノリでしゃべっていたことが現実になって信じられませんでした。何より自分が渡した並びを使用して抜けてくれたことが嬉しかったです。プレイングなどもお互い新学期が始まったばかりで時間が取れずあまり教えれていなかったですし、彼自身ランクマで回す時間も一切無かったレベルにも関わらず自由自在に構築を回してくれて最後予選抜けを確定させに行く魂の1戦をするかしないかめちゃくちゃ2人で悩んで結局潜らなかったのですが、ギリギリで突破してくれて。次の日家帰って、自分の部屋で15分くらい感極まって号泣してしまうほど、嬉しい出来事でした。

あとこれは余談ですが、INCの最終戦は4回全てディアルガに当たっていて、4月とか5月のときは、対戦相手が見つかったときに「どうせディアルガでしょー」とか言ってパーティーを見て「ディアルガだよね~スー……………キチィーーーー!」となってたのが、思い出ですw 。(5月の時の最終戦は今年シニア世界王者に輝いたそらみつさんでちなみに黒バドニンフィア対面にラストなって欠伸を黒バドにいれて最速起きされないで勝ちました。あとから見ると5月の全国大会予選1位vs4位とかいう頂上決戦しててえぐい。)

【PJCSへの挑戦と結果】
PJCSまで、構築を回していると、白馬パルキアが減少し、黒バドレックスと化身ボルトロスの軸にした黒バドザシアン(世界大会マスター優勝のEduのような並び)やカメックスを軸にした黒バドザシアン、ルナアーラグラードンや白馬レシラムなどが増加し、ニンフィアの選出機会が減少したためニンフィアを外し@1を考えました。ランドロスの採用は僕とたいやきさん2人の中ではあり得ない(化身ランドはワンチャンあったがダイアタックエレキからの裏や負けん気ボルトに不安定でかつ、エースが多いとどのポケモンを選出すればよいか悩んでしまうため)と考えておりいろんなポケモンを模索していました。
すると、黒い鉄球を持った挑発オーロンゲがモロバレルにいたづらごころで上から挑発を打てたり、黒い鉄球を持っていることで最遅白バドより下からイカサマを打てるため白馬ミミッキュの影うち弱保や白馬バレルの祟り目弱保に対して強く、チョッキボルトや襷黒バドに対して、トリックをするとダイマカイオーガが動きやすい点がありました。またJCS前のランクマで壁オーロンゲとチョッキカイオーガが流行っていたため、偽装もしやすい並びたと考え採用しました。それに伴ってカイオーガもPJCS3日前に神秘の雫からより火力の出る命の珠に変更しSはそれまでは遅くしていましたが黒い鉄球トリックをしたあとに最速レジエレキを抜けるように調整してPJCS本戦にのぞみました。黒い鉄球である理由は後攻のしっぽだと次のターンから反映されますが、黒い鉄球はトリックしたターンに即時反映されるためです。(シングル勢の方のために解説しておきます。)


(重いポケモンや並び)

・ゴリランダー(猫だまし要員)+化身ボルト(サンダー、レジエレキ)
猫だましでオーロンゲを止められ化身ボルトがチョッキだった場合カイオーガの珠ダイストリームでも倒せないため辛い展開になることが多いです。上手いザシオーガボルト使いの方はこれから出してくることが多かったので大変でした。後述しますが、この並びに対しての解答を見つけていましたが、勇気が出なくて採用できず、最後まで苦しめられた並びです。

パルキア
ザシアンのじゃれつくはあるものの、カミツルギには火炎放射がありそれ以外にもある程度の打点があるため、ザシアンと組み合わさっていると特に辛いマッチングです。

PJCSという一番大事な舞台で3戦目から思いもよらないパルキアサーバーに入ってしまい2連勝してた流れを昼休みとパルキアによって完全に切らされ1勝2負とマッチングが噛み合わず、5戦終わって3勝2敗。決勝トナメをかけた魂の1戦でオーロンゲが13/16で耐える技を耐えることができず、プレミも相まって3-3同じ並びを使用した、たいやきさんも2-4と2人とも振るわず予選敗退で終わってしまいました。僕たちが使用した構築はマスターで優勝したマッスルパ(ザシオーガトルネランドツルギバレル)にとても近い要素を持っていた(ザシオーガトルネツルギ+トリル対策+威嚇)ため持っていった構築は正解だったのかなと思います。ライブ大会ならでは緊張感はありましたが、冷静にプレイできていたのは、良かったです。本気で取り組んでいた分、マッチング運なども相まって結果がついてこなかったのが悲しかったです。マッチングやプレミという些細ことで負けた自分をすごい恥じました。PJCS2022は僕の人生の中で一番負ける悔しさを味わった大会になってしまいましたし、絶対に忘れることの出来ない大会になりました。僕が弱かったです。

そのあとはモチベが本当に1週間弱0になってダブルバトルから一生離れようとも考えましたが、自分が至らない点が今年あったなら来年までに改善して、負けた悔しさをランクマや来年のINC、PJCS、WCSに再びぶつけたいと思うようになり、それを達成するためには今(6月)から頑張ろうと思い、6月シーズンを潜りました。その結果オーロンゲをモロバレルに変更し、最終119位を達成することができました。味方花粉団子の構築へのシナジーの良さやキノコの胞子の安定の強さ、オーガと並べて怒りの粉潮吹きなど強い動きが確立出来ていたのが凄くお気に入りで、楽しかったです。その分トリトドンやキョダイマックス初代御三家に対して不安定なってしまったのがきつかったです。(防塵ゴーグルボルトとサンダーには一生キレてました。)

8月のS33にはPJCSの構築のガオガエンの持ち物を風船に変更、オーロンゲの挑発を守るに替えて26日時点で2ROM1800&2桁をとることができました。最終的には溶けてしまいましたが、環境が変わっていっても適応出来る軸で構築を組めていたのが良かったと思います。そしてとにかく守るロンゲが相手から考慮されていなく、ザシアンがオーロンゲに巨獣斬を打ってくる読みのロンゲ守るオーガ潮吹きで強気にオーガを動かしてザシアンを倒せたり、守るがあることで猫だましに耐性をつけたりできていて面白かったです。PJCSの時点で守るオーロンゲを考察していて(これがキツイ並びであるゴリラボルトへの解答だったが挑発を切る勇気がなかったため断念しました。)実際守るが欲しい場面がホントに多かったので、使用してればと後悔させられるほど強かったです。この
98位と99位が僕(8月26日午前1時更新時点)

【まとめ】
今回は、簡潔に僕の剣盾GSダブルの総括をしてみました。2月INCから本格的にダブルに取り組んで、伸び悩んだ時期もありましたが、トルネザシオーガガエンツルギという、最初から信じ続けた5体と最後まで戦えて楽しかったですし、僕を大きく成長させてくれた半年間でした。固定パに対しての強い憧れを抱いていたので、テンプレパに近い形だったとはいえ、自分の得意な並びを自分の手で作りあげれたことは来年以降やシングルでも役にたつことでしょう。来年は横浜開催なのでより気合いを入れて、今年の悔しかったPJCSの分まで最初のINCから本気でぶつけて世界まで突っ走ります。最後に僕を全国まで導いてくれたポケモンたちには感謝しかないです。ありがとう。そして剣盾さようなら。どんな時にでも熱中することができた神ゲーでした。ポケモンの詳しい調整などの質問、記事の誤字脱字などがありましたらツイッター@Yukipoke6のDMまで気軽にお願いします。
最後まで閲覧ありがとうございました❗️


【Special thanks】
・予選からずっと僕の構築を信じ続けてくれて、一番近くで支えてくれたたいやきさん(こんな弱い僕についてきてくれてありがとう。)
・僕のことをリプやいいねで応援してくれた方(応援やその他諸々ありがとうございました!)